2023年4月26日で3周年を迎えました…!!
え、気づいたら4年目…はや笑
やっていること、システムだったりは去年ぐらいからほぼ変わらず…ですね。
区画を持ってやりたい人は区画を持って自由にやってもらう。
それ以外の畑については共同畑。
うむ。
・Cotivateを始める前。
・1ヶ月経過
・半年経過
・1年経過
・2年経過
Coltivate → Co + Cultivate
みんなで耕す、開拓する。畑はもちろんだけども、各々の分野の開拓、探求、そしてそれをまた還元というサイクルが生まれるプラットフォームになればいいな、という意味。
どんな人たちがいるのか、入れるのか、というと
・失敗から学べる人
・変化に対応できる人
・多様性を受け入れ、否定しない人
多分そうじゃない人はColtivateに入ったところで楽しめませんw
失敗しまくってるし(なんなら実験しまくって積極的に失敗しにいってるぐらいw 自ら失敗しないとわからないですからね。)
タイミングで変化が起こってるし、起こしてるし(変化することに抵抗がある人はストレスしかかからないはずw ルールもほぼないのでw)
いろんな人たちが出入りする畑だからバラエティに富んでるし、お互いに尊重できない人とはいい関係を築けないですからね。特に畑関係の農法とかの話になると、相手や農法を否定する人たちがわりと多いのでw お互いにリスペクトできない人とは距離を置かせてください…!!
去年からサブスクの金額は毎月1000円になってますね。(入会金は5000円)
畑の面積でいうと約1.5反(1500m2 450坪)の3分の1ぐらい(0.5反 150坪)が個人の区画で、3分の2ぐらい(1反 300坪)が共同畑って感じですかね。
梶は共同畑と言いつつ、好き勝手に実験してるって感じですね。笑
去年の9月〜春日部の内牧エリアで協生農法という農法の畑の運営も手伝い始めました。
世田谷区が主導で始めた都市型コミュニティ農園(タマリバタケ)(https://www.neomura.or.jp/tamari-batake)で、その中の1つの農法で協生農法を指導・実践していたやすさんがもっと広い圃場が欲しい、とのことと、内牧の方が畑の活用をしてほしい、という話があったのでそのマッチングで春日部で協生農園がスタート。
種と苗以外は持ち込まない(無肥料無農薬)、果樹×多品種×密生という農法で、面白そうで勉強したい農法だとは思っていたけど…まさか出会えただけでなく、近場で一緒にやっていくことになるとは…!笑
ご縁とタイミングがスゴい…笑
やはり協生農法に対する興味関心がある人も多く、福岡や新潟からも来る人もいるし、わりと高頻度で神奈川や東京方面から来る人も多く、月に2回程度の活動だけど、半年で200人ぐらい来るコミュニティになってますね。
もうすぐ自分は運営側からは卒業しちゃうと思いますが、タイミング合うときには行くので興味ある人いればぜひ…!!
(自分はあくまでもサポート役なのと、半年経ってだいぶコミュニティとして育ってきてるのでそろそろ卒業のタイミングかと)
マニアックな方向へ行きがち…笑
共同畑に関して固定種・自然栽培は継続中だけど、最近は同じ畝の中に多品種・密生をミックスさせてます。笑
つまり、共同畑だけど品種をちゃんと知らないと手を出せないレベルのマニアックさになってますねw
さらには食べれる野草とかもあるので、なお難易度が高い畑になっております…ごめんなさい笑
また実験畝として、去年福島大学の教授に会いに行った時に面白かった、ライ麦×ヘアリーベッジ×クローバー×大根…10種類ぐらいのカバークロップ(畝を草で覆う)を秋に植えたりもして、植物に土を作ってもらったりもしてます。
(不耕起栽培×草生栽培でなるべく作業の手間をかけないやり方)
教授曰く、年1回の草刈りですむぐらいにはなるみたい…!!
初年度は収穫量も3分の1ぐらいになるけど、作業の手間も3分の1ぐらいになるとか…!!
不耕起栽培だと年々土が良くなっていくから、徐々に収穫量も増えていくのかと。
そーいう農法があってもいいですよね。
なんならうちの畑みたいにみんな別で本業があって忙しかったりする中で、どれだけ手間をかけずに栽培できるかがわりと勝負な部分もあるので、むしろ家庭菜園だったりする人たちはいかに手間をかけて丁寧に栽培する…ではなく、いかに手間をかけずに栽培できるか…を実践していったりするやり方があってもいいのかと。
不耕起栽培にしたり、草刈りを植えるタイミングでするのは、その植え付けのタイミングで雑草が足りなくなるのを防ぐためだし、埼玉にいなくて水やりも出来ないから、定植して根付くまでにいかにして水やりしなくて済む方法とかを編み出すし、いかに手間をかけないか、ていうのは実験・観察することもめちゃくちゃ大切で。むしろそっちの方が大切だから、作業せずに観てるだけの時とかもあるなぁ。
(いろんな人の視点があると、より観察が深掘りできるのですよね…!)
全国各地のいろんな農家さんを見て思うけど、リスペクトし合うことの大切さ。自分だけでなく、相手の主義・主張を認め合う。それだけで平和になるのになぁ… いろんな対立が生まれずに…と笑
農に関わること自体、リスペクトされることデスヨ…本当に。
去年は盛大に育苗失敗しまくったけど笑
今年の育苗の感じはかなり良さそうです(今の所 ホップが怪しいけど…)
4月27日時点で畑に植わってる作物として
・スナップエンドウ、空豆、レタス(8種)、菜種、じゃがいも(3種)、里芋(2種)、ネギ(3種)、ニンニク、いちご、大根、にんじん(2種)、カブ、玉ねぎ、トマト(2種)、中玉トマト、ミニトマト、ナス(3種)、ピーマン、ししとう、唐辛子(2種)、とうもろこし、枝豆(2種)、カボチャ(2種)、きゅうり(2種)ヘチマ、ゴーヤ、空芯菜、インゲン、落花生、ビーツ、ほうれん草、からし菜、ケール、キャベツ、アスパラガス、オクラ、オカヒジキ、オカワカメ、ゴマ(2種)、ルッコラ、レモンバーム、紅花、バジル、タイム、カモミール、ローズマリー、クミン、蓼藍、コキア、ヨモギ、和ハッカ、バタフライピー、レモングラス、綿花
(おぉ…75種類あるのか笑)
これから植えるもの
・ホップ、ひょうたん、さつまいも、生姜…
(あとは気分で笑)
去年種採りに失敗している品種も多いので、今年は種採りに注力したいなと。
種も高騰していたり、すぐに完売していることも多かったりで、入手しにくくなってる気がする最近…
やはり種を継げると発芽率、苗自体の成長や強さ、そして味も良くなっていくなぁ…と実感してます。
個人的に実験しまくってるしw
より一層外に出ることも増えてきたので、自分の代わりに誰かがリーダーをやるのではなく、Coltivateとして自律分散型の組織に進んでいってくれればと。
ほぼ外には発信してないけど笑
大部分を多品種×密生にしてる影響もあって、パッと見で分かりにくすぎる畑でもあるので笑
気づく人が気づく、わかる人がわかる畑のコミュニティであればいいのかな、と。
本質を追求する人たちもかなり多いので…。
シェア畑や共同畑は3年前よりも確実に増えているから、畑に関わる選択肢は多いかと。
ColtivateにはColtivateのできることを、無理せず、それぞれのペースで関わってもらいながら、Coltivateならでは…を創っていければと。
ルールとかもなく、慣習やノリで進む感じですが。笑
そして、相変わらずマニアックすぎる方向には進んでますがw
もちろん畑の見学やメンバーになることも随時、自分がいるときはおっけーですので…!!
1.2年ぐらいはなるべく中のコミュニティ作り…と思ってそこまで開いてなかったので、そろそろまた広げていきますかね。
人の流動性や受容性、多様性がないとコミュニティとして閉鎖的すぎて悪循環に陥ると思ってます。
自分は居心地がいい空間にいすぎることが気持ち悪くなるタイプなのでw
たまにはそーいうカオスの因子も必要だと思ってますw
だし、相変わらず謎に人数が増えていってるので笑(もちろん離れていく人もいますが)
耕作放棄地も常に募集してます…!!
(離れた畑になっちゃうと管理の手間的にモノカルチャーになりがちだけど…大豆とかも大量に植えたいしね)
果樹も植えられたらまたよきですが、そこまでは贅沢言いませぬ…笑
あとは竹林と古民家も欲しいなぁ…笑
体感ベースで分かり、そこから知識を身につけていくスタイルなので、自然栽培にしてからはまだ2年ちょいとかだけど、やはり食べると身体に馴染む感じ。そういった食べ物や飲み物を食べたり飲んだりする機会が去年で一気に増えたから…ていうこともあるとは思いますが。畑の大豆で作った味噌の身体への馴染み方がまたスゴいんだよなぁ…。
(少量だったからすぐなくなっちゃったけど笑 だから今年はめっちゃ大豆作りたい… 醤油も作りたい…)
個人的に「丁寧な暮らし」を実践していってる中でやはり大量には取れなくても、自分にとって身体に馴染む質のものを少量、生活の中に、丁寧に取り込んでいければいいな、と。個人的に 幸せ や 満たされること に量はあんま関係ないかな、と。
今年はヘチマたわしだけでなく、藍の生葉染めやコキアの箒、ヒョウタンの薬味入れや水筒だったり、暮らしを創るものを、畑から生み出していければな、と。
畑と共に生きる生活以外は考えられなくなってきました…笑
カメラマンが主でありながら、百姓(百の生業)を目指す生き方ですね。
暮らしを創ることに興味ある人や、畑の野菜が欲しい人がいれば連絡くださいな。
4年目はもう完全に自然体ですな~